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賃貸は2年ごとに更新する普通借家契約が一般的ですが、
期間を区切って物件を借りる定期借家契約というのも存在します。

定期借家契約の意味は2つしかなくて、
【期間満了は絶対的なものとして結ぶ契約】と、【期間満了はとりあえず形式として結ぶ契約】です。

例として貸主の心境をあげると・・・
【期間満了は絶対的なものとして結ぶ契約】
x年間地方へ異動で部屋が空くので貸したい。
でもx年後、必ず部屋に戻るので都合よく借主を追い出したい。
だから再契約(更新)は絶対にない!!

【期間満了はとりあえず形式として結ぶ契約】
問題を起こす人が住んだらやっかいだ、期間を定めて必ず追い出せるにしよう。
問題がなければ再契約させて、貸し続けてやってもいい!!

と言うような感じです。
 
定期借家というのは期間が定められている分、グレードがいい物件を相場より安く設定されてるものが多いので
魅力的ですが、どちらのパターンか確認してみましょう。また期間が半年とか短いものもあるので注意です。自分の生活ペースに合うならおすすめです。

定期借家契約を契約する際に確認したい項目
  • 契約書に定期借家であること、契約終了年月が明記されているか。
  • 契約期間が何年(何ヶ月)に設定されているか。
  • 中途解約をする場合の取り決めがあるか。
  • 再契約が可能か。再契約料はいくらになるか。(敷金は引き継げるか、礼金が発生するかですね。)